良い季節になりましたね。 神戸といえば港町で西洋文化のイメージが強いんですが、実は歴史ある神社仏閣もあったりします。 今回は、天気も良かったので山歩きで六甲再度山、空海ゆかりの大龍寺に行ってきました (^∇^)ノ 六甲山系への登り口の一つが、新神戸駅の裏にあります。自宅の近くなので、ここから登ってい行きます。
途中、布引の滝や
五本松堰堤(布引ダム)を歩いていきます。
1時間半ほど歩くと大龍寺の山門にたどり着きます。
さらに、登っていくと仁王門が見えてきます。
仁王門です。まだまだ先へ階段が続きます。
さらに奥へ登っていくと、やっと本堂です。昔々、勅命によりこの辺りで寺を建立する場所を探していた和気清麻呂って人が、刺客に襲われたときに大蛇が現れて救われた、って事で此処に大龍寺を開山したそうです。1200年以上の歴史があり空海にもゆかりのある古刹です。
空海は唐へ渡る前、ここ大龍寺で旅の無事と成功を祈願したそうです。そして唐で密教を学び無事に帰国し、のちに弘法大師となりました。船旅の途中、荒れる海で幾度となく龍が現れて空海の乗る船を守ったのだとか。 この山に住む龍には、旅(留学)の無事と出世のご利益があるのでしょうね。帰国後に空海が再び大龍寺へお礼参りに来たことから、ここは再度山と呼ばれるようになったそうです。 外国へ、留学や仕事で赴任される方は大龍寺へお参りすると、きっと無事と成功出世のご利益があるはず(笑)です。
ついでに再度山の山頂まで登ってきました。空海もここからの景色を見ていたんでしょうか。
帰り道は空海が遣唐使船に乗るために大輪田の泊に向かった道、「大師道」を歩いて帰りました。
空海は密教だけでなく、唐の優れた土木技術等も持ち帰り、各地で氾濫する河川の治水対策や農民の為の灌漑工事を行ったそうです。祈るだけでなく、学んだ技術で人々の生活をも改善し救済していった空海が1200年の時を超えて今なお人々に敬愛されるのも頷けますね。ではまた(*´ω`)┛
2019.04.11
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